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持株会はやるべき?新社会人が知っておきたいメリットと注意点

持株会はやるべき?新社会人が知っておきたいメリットと注意点

4月になると、新しく社会人になる人も多いと思います。

会社に入ると、福利厚生の一つとして
「持株会(従業員持株会)」
の案内を受けることがあります。

私が株式投資に興味を持ち始めたきっかけは持株会でした。

最初は

「仕組みがよく分からない」

「本当に得なのか」

という疑問がありました。

この記事では、新社会人向けに

  • 持株会の仕組み
  • メリット
  • 注意点

をまとめます。


持株会とは

持株会とは、

社員が給与天引きで自社株を定期的に購入する制度

です。 (大和証券)

一般的には

  • 給料から一定額を積立
  • 持株会がまとめて株を購入

という仕組みになっています。

この制度は、従業員の資産形成を支援する福利厚生として多くの企業で導入されています。 (バックオフィスの業務効率化なら「マネーフォワード クラウド」)


持株会のメリット

1. 奨励金がもらえる

持株会の最大の特徴は
会社から奨励金が出ることです。

奨励金とは、

社員が投資した金額に会社が一定割合を上乗せする仕組みです。

例えば

毎月1万円積立 + 奨励金10% → 1万1000円分の株を購入

奨励金は企業によって違いますが、
5〜10%程度の会社が多いと言われています。 (カオナビ)

この点は通常の株式投資にはないメリットです。

私の周りでも、持株会を積極的に使っている人はいます。

奨励金のメリットを感じて、
給料の多くを持株会に回している人もいます。

ただし、その場合は「会社の業績」や「将来性」などを
理解したうえで判断する必要があります。


2. 自動で投資できる

持株会は「給料天引き」「自動購入
なので、投資の手間がほとんどありません。

投資初心者にとっては、
資産形成の入り口として使いやすい制度です。


3. 少額から投資できる

多くの会社では「月1000円」や「月5000円
などの少額から始めることができます。

新社会人でも始めやすい点はメリットです。


持株会の注意点

メリットがある一方で、注意点もあります。

制度は会社ごとに違うため、
自分の会社のルールは必ず確認しておきましょう。


1. 奨励金は変わる可能性がある

持株会の魅力である奨励金ですが、
「業績」や「制度変更」によって変更されることがあります。

企業によっては奨励金が「減額される」「一時停止される」ケースもあります。


2. 投資が1社に集中する

持株会では自社株だけを購入します。

つまり

収入 → 会社
投資 → 会社

という状態になります。

これは

人的資本と金融資本が同じ会社に集中する

という状態です。

もし会社の業績が悪化すると「給料」と「株価」の両方に
影響が出る可能性があります。

投資の基本は分散なので、この点は理解しておく必要があります。


3. 積立額の変更は決まった期間しかできないことがある

これは会社ごとの制度によりますが、
積立額の変更はいつでもできるわけではない
場合があります。

例えば私の会社では「6月の数日間」と「12月の数日間」
といった決まった期間にしか変更できません。

そのため

「来月から増やしたい」
「今月だけ減らしたい」

といった柔軟な調整ができないこともあります。

最初に金額を決めるときは
無理のない金額にすることが大切だと思います。


4. 株の現金化に時間がかかる

持株会の株は基本的には売却できます。

ただし多くの場合

  1. 持株会口座から証券口座に移管
  2. その後に売却

という手順になります。

証券会社によっては、
移管や精算に数営業日かかる場合があります。 (daiwa.dga.jp)

また会社によっては「引き出し単位」や「申請締切日」
などのルールがあることもあります。

そのため、
すぐに売買する投資には向いていない制度です。

このように持株会の仕組みを考えると、

  • 積立投資
  • 売却までに手続きが必要

という特徴があります。

そのため

短期売買よりも長期投資として考える制度

と言えると思います。


まとめ

持株会をまとめると

メリット

  • 奨励金がある
  • 自動積立で投資できる
  • 少額から始められる

注意点

  • 奨励金は変更される可能性がある
  • 投資が会社に集中する
  • 積立変更は決まった期間のみのこともある
  • 売却には手続きと時間が必要

制度としては魅力もありますが、
内容を理解してから始めることが大切です。

もしあなたの会社に持株会制度があるなら、
福利厚生の一つとして検討してみてもよいと思います。