3000万円のポートフォリオを公開|S&P500/オルカン全力投資の結果【2026年3月】
資産運用の調子はいかがでしょうか。
総資産約3000万円の30代会社員が、2026年3月の資産状況とポートフォリオを公開します。
今月のマーケットはイラン情勢の悪化と原油高を背景にリスクオフが強まる展開でした。
そんな中、3000万円規模のポートフォリオがどうなったのか、振り返っていきます。
今月のマーケット概況
まずは主要指数の月間パフォーマンスです。
| 指数 | 月間騰落率 |
|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式S&P500 | -1.3% |
| eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | -1.0% |
| 楽天・プラス・NASDAQ-100 | -1.7% |
| ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | -10.2% |
| ドル円 | 153.66円 → 159.88円 |
3月は米軍によるイラン攻撃の激化で中東情勢が緊迫し、原油先物が1バレル102ドル台(2022年7月以来の高値)まで急騰。
S&P500は5週連続の下落を記録し、月間では-5.1%(ドル建て)と大幅安でした。
ただし円安が進んだことで、円建ての下落幅はある程度緩和されている。
月末にはトランプ大統領がイラン停戦交渉の進展を示唆し、S&P500は最終日に+2.9%の急反発で引いた。
今月の総資産
| 項目 | 金額 | 前月比 |
|---|---|---|
| 投資信託 | 2,516万円 | -182万円 |
| 株式 | 42万円 | -101万円 |
| 預り金 | 161万円 | +144万円 |
| 持株 | 69万円 | -8万円 |
| 確定拠出年金 | 84万円 | -5万円 |
| 現金 | 47万円 | -20万円 |
| 合計 | 2,919万円 | -177万円(-6%) |
FIRE目標 8,000万円に対する達成率: 36%(FIREの種類と自分に合った形)
今月の実質的なダメージは投資信託の評価損です。
積立投資で資金が流入したにもかかわらず-182万円となっており、市場下落による評価損はそれ以上に大きかったことがわかります。
背景にあるのは、イラン軍事衝突の激化 → 原油1バレル102ドルへの急騰 → インフレ懸念の再燃 → 利下げ期待の後退、という連鎖です。
S&P500は円建てで-1.3%と円安に助けられた面がありますが、**ゴールドファンドが-10.2%**と大きく足を引っ張りました。金は「有事の安全資産」とされがちですが、今回は利下げ後退の影響で逆に売られた形です。
持株(-8万円)と確定拠出年金(-5万円)は小幅な下落にとどまり、国内資産へのイラン影響は限定的でした。
資産推移
| 月 | 総資産 | 前月比 |
|---|---|---|
| 2026年1月 | 3086万円 | - |
| 2026年2月 | 3096万円 | +10万円 |
| 2026年3月 | 2919万円 | -177万円 |
ポートフォリオの内訳

| ファンド | 割合 |
|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 38.12% |
| eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 22.97% |
| 楽天・プラス NASDAQ-100 | 17.75% |
| ゴールドファンド | 15.06% |
| その他 | 6.10% |
S&P500とオールカントリーが中心の構成は変わっていません(私の投資ルール7つ)。
以下、各ファンドの3月の値動きと背景です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):-1.3%
ドル建てではS&P500は -5.1% と大きく下落しました。イラン情勢の悪化で原油が急騰し、インフレ懸念からFRBの利下げ期待が後退。3月のFOMCでも利下げ見送りが示唆されました。セクター別では情報技術(-2.2%)や不動産(-3.2%)が弱く、マグニフィセント7は全面安で指数を押し下げています。
ただし、ドル円が153.66円→159.88円と約4%の円安が進んだため、円建てでは-1.3%に下落幅が圧縮されました。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本):-1.0%
S&P500単体よりわずかに下落幅が小さく済みました。欧州株は年初から上昇基調でしたがイラン紛争以降は下落に転じ、新興国も原油高が逆風となりました。ただ、米国一極集中でない分だけマグニフィセント7の影響が分散され、地域分散が若干のクッションとして機能した形です。
楽天・プラス NASDAQ-100:-1.7%
3指数の中で最も下落幅が大きい結果でした。NASDAQ-100はドル建てで-5.5%。ハイテク・グロース株の比率が高いため、利下げ期待の後退が直撃しています。マグニフィセント7が全面安で指数を牽引し、情報技術セクターは月間を通じて売られ続けました。月末のイラン停戦期待で買い戻しが入りましたが、他のセクターほど戻りきれていません。
ゴールドファンド(為替ヘッジなし):-10.2%
今月最大の下落要因です。金はドル建てで約14%下落し、2008年以来最悪の月間パフォーマンスとなりました。
「有事の金」が売られた理由は3つあります。
- 利下げ期待の消滅:原油高→インフレ再燃→FRBの利下げ遠のく→金利のつかない金の魅力低下
- ドル高の進行:ドルインデックスが約2%上昇し、ドル建て金価格を圧迫
- レバレッジポジションの巻き戻し:1月に史上最高値($5,602)をつけた金に積み上がっていた投機ポジションが一斉に解消
イランがホルムズ海峡の封鎖を示唆したことも原油をさらに押し上げ、上記の悪循環を加速させました。円安による緩和はありましたが、それでも-10.2%と厳しい結果です。
今月の積み立て額
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| つみたて投資枠 | 10万円 |
| 特定口座 | 1万円 |
| 合計 | 11万円 |
自分のポートフォリオ vs 指数
S&P500に全力投資するとどうなるのか。
今月の比較です。
| 月間リターン | |
|---|---|
| 自分のポートフォリオ | -5.7% |
| S&P500(円建て) | -1.3% |
| 全世界株式(円建て) | -1.0% |
自分のポートフォリオが指数を大きく下回った主因はゴールドファンド(-10.2%)の影響です。ポートフォリオの約15%を占めるゴールドが単月で10%超の下落となり、全体のリターンを押し下げました。S&P500やNASDAQ-100は円安で下落幅が緩和されましたが、金の下落はそれを上回るインパクトでした。
今月の振り返り
イラン情勢という予測不可能なリスクで-177万円の下落を食らった月でした。
正直、ゴールドファンドは「有事に強い」と思って組み入れていたので、株と一緒に下がったのは想定外です。利下げ期待の後退が金利に敏感な金にも波及した形で、分散の難しさを痛感しました。
一方で、円安が株式の下落を大きく吸収してくれたのは不幸中の幸いです。ドル建てではS&P500が-5.1%も下がっていたのに、円建てでは-1.3%で済んでいます。為替リスクが今回はプラスに働きました。
来月に向けて
- 引き続き積み立て投資を継続
- ゴールドファンドの比率を見直すか検討する
- イラン停戦交渉の行方を注視(月末の反発が続くかどうか)
まとめ
2026年3月の総資産は 2,919万円 でした。
前月比 -177万円 で、FIRE目標の達成率は 36% です。
イラン情勢と原油高で厳しい月でしたが、円安がクッションとなりS&P500の円建て下落は-1.3%に留まりました。一方でゴールドファンドの-10.2%が想定外の足かせに。「有事の金」が必ずしも機能しないケースがあることを実感した月でした。
資産3000万円に到達して感じたことも書いているので、あわせてどうぞ。
来月もコツコツ積み上げていきます。
毎月レポートを出していくので、よければまた見にきてください。