倹約家Rの自由設計

総資産3,335万円|NASDAQ+12.4%で資産+195万円【2026年5月】

4月のリバランスを経て、初めての月次レポートです。今月は**NASDAQ-100が+12.4%**と独走し、ハイテク株中心の相場に乗る形で総資産は前月比+195万円(+6%)の3,335万円となりました。

総資産3,000万円超の30代会社員が、2026年5月13日時点の資産状況とポートフォリオを公開します。

S&P500を全世界株式に乗り換えた直後の月だったので、コア入れ替え後にポートフォリオがどう動いたかも含めて振り返っていきます。


今月のマーケット概況

主要指数の月間パフォーマンスです(基準価額前月比から算出)。

指数月間騰落率
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)+5.4%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)+4.3%
楽天・プラス NASDAQ-100+12.4%
ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)-3.3%
ドル円約159.04円 → 約157.62円

今月の主役は**NASDAQ-100の+12.4%**でした。S&P500(+5.4%)の倍以上、全世界株式(+4.3%)の3倍近い差で、ハイテク・グロースセクターが相場を牽引する1ヶ月になりました。

背景にあるのはAI・半導体への投資マネー集中です。4月末からの企業決算では、S&P500構成銘柄の84%がEPSでポジティブサプライズで、これは過去平均76%を大きく上回る水準でした(出典: kabukiso 米国株市場 2026年5月見通し)。前年同期比+15.1%という強い業績成長が示され、特に半導体セクターを中心に資金が流入。半導体株指数(SOX)は18日続伸で最高値を更新する場面もありました。保有しているエヌビディアもUSDベースで+11.0%と力強く上昇しています。

地政学では米・イラン交渉の進展が相場のもう一つの追い風になりました。5月5日にトランプ大統領が「プロジェクト・フリーダム(ホルムズ海峡の通航支援作戦)」を一時停止すると発表し、軍事行動終結に向けた14項目の和平案を提示(出典: ジェトロ)。10日にはイラン側からの回答提出も伝えられ(出典: Bloomberg)、4月から続いていた中東リスクの後退期待が広がりました。

原油安とインフレ圧力後退への期待がリスクオン姿勢を強め、株式に資金が集中する流れを作っています。とはいえホルムズ海峡の通航量は戦前比95%減のままで、本格的な正常化までは距離がある状況です。

金融政策面では、FRBは4月末のFOMCで政策金利を3.5〜3.75%に据え置き。市場の年内追加利下げ観測は後退しており、12月FOMCでも据え置きを織り込む確率が85%まで上昇しました。注目イベントは5月15日にパウエル議長が任期満了(理事には留任を表明)を迎えること。次期議長には利下げ推進派が指名されるとの観測が強く、来年以降の金融政策スタンスを巡る思惑も相場の地合いを支えました。一方、トランプ関税のインフレへの波及が依然として最大の不確実性として残っています。

一方でゴールドは-3.3%と再び失速。3月の急落→4月の反発と、ここまでボラティリティの高い動きが続きましたが、5月は株式に資金が流れるリスクオン局面で「株高・金安」の典型パターンになりました。停戦期待による安全資産需要の後退に加え、利下げ観測の後退によるドル堅調・金利据え置きで保有コスト(機会費用)が上がったことも逆風です。

ドル円は159円台から157円台へと約1.5%の円高方向に振れていますが、変動幅は限定的。今月の資産変動はほぼ純粋に株価そのものの動きによるものでした。


今月の総資産

項目金額比率前月比
投資信託2,896万円86.9%+170万円
国内株式132万円4.0%+55万円
米国株式128万円3.9%+85万円
預り金0万円0.0%-76万円
持株23万円0.7%-48万円
確定拠出年金95万円2.9%+4万円
現金57万円1.7%+3万円
合計3,335万円100%+195万円(+6%)

FIRE目標 8,000万円に対する達成率: 41%FIREの種類と自分に合った形

今月の増加の主因は投資信託の評価益+170万円。NASDAQ-100の+12.4%が大きく効き、S&P500・全世界株式の上昇も加わってプラス幅を押し上げました。預り金が-76万円となっているのは、待機資金をエヌビディアの買い増しに振り向けたためです。
持株会で保有していた株を楽天証券口座に移管しました。また、半導体系の個別株を数銘柄買い増しています。


資産推移

総資産前月比FIRE達成率
2026年1月3,086万円38%
2026年2月3,096万円+10万円38%
2026年3月2,919万円-177万円36%
2026年4月3,140万円+221万円39%
2026年5月3,335万円+195万円41%

3月の急落(-177万円)から4月(+221万円)・5月(+195万円)と2ヶ月連続で大幅プラス。年初来では+249万円となり、FIRE達成率も38%→41%に着実に積み上がっています(資産3000万円に到達して感じたこと)。


ポートフォリオの内訳(投資商品)

2026年5月の投資ポートフォリオ円グラフ。全世界株式37.1%・S&P500 18.7%・NASDAQ-100 17.8%・ゴールド12.4%・国内株式4.9%・米国株式4.0%・その他5.0%

投資商品別に口座をまたいで集計した2026年5月13日時点の内訳です。

商品評価額(概算)比率評価額 前月比基準価額 前月比
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)1,180万円37.1%+543万円+1,521円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)593万円18.7%-460万円+2,211円
楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド567万円17.8%+62万円+2,044円
ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)393万円12.4%-14万円-1,678円
楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)119万円3.8%+2万円+294円
iFree 新興国株式インデックス38万円1.2%+1万円+922円
iFreeNEXT FANG+インデックス3万円0.1%+0万円+7,993円
国内株式(個別株+持株)155万円4.9%+5万円
米国株式128万円4.0%+84万円
合計(投資商品)約3,181万円100%+228万円

4月のリバランスを反映して、コアファンドがS&P500から全世界株式(除く日本)に入れ替わりました。全世界株式が37.1%でトップになり、S&P500(18.7%)との順位が逆転しています。

以下、主要ファンドの値動きです。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本):+1,521円

リバランス後の新しいコア。今月から最大ウェイト(37.1%)になりました。月間騰落率は+4.3%とS&P500(+5.4%)にやや劣後しましたが、ハイテク偏重を避け、欧州やアジアにも分散する設計を意識しての切り替えです。日本以外の地域分散の主軸として、これからも積立を継続していきます(私の投資ルール7つ)。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):+2,211円

S&P500自体は+5.4%と堅調でしたが、リバランスで保有口数を大きく減らしたため、評価額は1,042万円→593万円へ。残っている分はそのままホールドしますが、新規積立は停止しています。基準価額が上がっている局面で売却したという事実は、月次レポートを見るたびに反省させられる材料です(リバランス失敗談はこちら)。

楽天・プラス NASDAQ-100:+2,044円

今月最も好調なファンド(+12.4%)。半導体・AI関連の上昇を取り込み、ポートフォリオ全体を引き上げる原動力になりました。ウェイトは17.8%。S&P500を上回るリターンを期待する「成長枠」として組み入れているので、今月の動きはまさに想定どおりの貢献です。

ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし):-1,678円

唯一のマイナス(-3.3%)。3月の急落・4月の反発に続いて、今月は再び下落しました。リスクオン相場では株式に資金が流れやすく、ゴールドは置いていかれる典型的な動きです。とはいえ、株式と逆相関気味に動くファンドを持っておくこと自体に価値があると考えており、12.4%のウェイトはキープします。

その他ファンド

楽天・シュワブ高配当(+294円)はほぼ横ばい。iFree新興国(+922円)も小幅プラス。iFreeNEXT FANG+(+7,993円)はNASDAQ-100以上のボラティリティで大きく上昇しましたが、保有口数が少ないため資産全体へのインパクトは限定的です。

実質的な地域配分

投資信託の中身を分解し、国内株式・持株・米国個別株も加えた実質的な地域配分です。全世界株式(除く日本)の約6割は米国株のため、ファンド名の印象よりも米国比率は高くなります。

地域金額比率前月比
米国2,121万円66.7%+17万円
日本155万円4.9%+5万円
非米先進国(欧州・アジア太平洋)413万円13.0%+190万円
新興国97万円3.1%+28万円
ゴールド393万円12.4%-14万円
合計約3,181万円100%+227万円

リバランスによって非米先進国の比率が+190万円と大きく増加しました。一方で米国比率は66.7%とほぼ横ばい。ファンド名の上ではS&P500を全世界に切り替えても、中身の米国比率はあまり変わらない、というリバランス記事で書いた内容が、実質配分の数字として裏付けられた格好です。


今月の積み立て設定

ゴールデンウィークがあったため、給料支給が遅れ、自動積み立てに失敗してしまいました。
預金などをぎりぎりにしていた弊害がここで来るとは…😢

ファンド月額口座
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)5万円NISA
合計5万円/月

今月の振り返り

NASDAQ-100の独走で資産が押し上げられた

今月の主役は文句なしでNASDAQ-100の+12.4%。S&P500(+5.4%)の倍以上のリターンで、ハイテク・グロース寄りのファンドや半導体個別株を持っていた分の恩恵が素直に出た月でした。逆に言うと、ハイテクが調整に入ったときには真っ先に資産が削られる構造でもあるので、上昇局面ほど警戒は緩めないようにしたいところです。

リバランス後の見え方が変わった

4月のリバランスを経て、ポートフォリオ最大の保有が全世界株式(除く日本)になりました。とはいえ、実質的な地域配分で見ると米国比率は66.7%とほぼ横ばい。ファンド名と実質配分は別物だと、改めて数字で再確認できた月です。今月はたまたま米国偏重の恩恵を素直に受けた格好ですが、次に米国が下げに転じたときに同じ感想を持てるかは別の話なので、地域配分は今後も定点観測していきます。

積み立て5万円月の教訓

ゴールデンウィークで給料が遅れ、自動積み立てが軒並み引き落とせず5万円だけになってしまいました。預金残高をギリギリに保っていたのが裏目に出た形で、結果として19万円のうち14万円分の積み立て機会を1回逃したことになります。先取り投資の仕組みを徹底するなら、生活防衛資金とは別に積み立て用バッファをもう少し厚めに持っておくべきだった、というのが今月の地味ながら一番の学びでした。


まとめ

2026年5月13日の総資産は 3,335万円 でした。

前月比 +195万円(+6%)、FIRE目標の達成率は 41% です。

NASDAQ-100の独走と、リバランス後初の月次レポートという2つの節目が重なった月でした。一方で積み立てに失敗するというオペレーション面の反省点もあり、運用は「相場」よりも「自分の仕組み」を整える方が大事だと改めて実感しています。来月は通常の19万円/月の積み立てを取り戻しつつ、淡々と積み上げていきます。

毎月レポートを出していくので、よければまた見にきてください。著者の運用方針や経歴についてはAbout ページもどうぞ。

前月の資産レポート

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